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中国語の勉強方法

中国語の数字の数え方!日本語との違いや覚え方のポイントを解説

中国語の数字

中国語学習の最初のステップの一つが「数字の読み方・数え方」です。

一見すると日本語と似ている部分も多いですが、実際に学んでみると独特なルールや注意点があることに気づくでしょう。

この記事では中国語の数字の基礎から、日本語との違い、数え方のコツまでを分かりやすく解説していきます。

数字以外でも挨拶など中国語の簡単なフレーズについて知りたい方はこちらを参考にしてください。

【中国語後の簡単なフレーズ60選】挨拶・食事・買い物・日常会話などで使える言葉

中国語の基本数字(0〜10)

中国語の0〜10の数字は3(サン)のように日本語と読み方が近いものもあれば、2(アール)のように全く異なる読み方がある点が面白いところです。

また、漢字についても基本的には日本語と同じ漢字が使われます。

数字漢字ピンイン読み方
0língリン
1イー
2èrアール
3sānサン
4スー
5ウー
6liùリウ
7チー
8バー
9jiǔジウ
10shíシー

4(sì、スー)は第四声

4(sì)の発音は「すぅ⤵︎」のように語尾をしっかりと下げて発音します。

これを平坦に「すー」と呼んだり「すー⤴︎」と語尾を上げてしまうと、まったく別の意味になるため注意が必要です。

特に第一声と発音してしまうと「思考」などの意味で捉えられてしまう可能性があります。

日本語では声調がないため、「すー」と言えば平坦(第一声的)に発音する癖があるため、意識して「すぅ⤵︎」のように語尾を下げて発音するようにしてください。

7(qī、チー)は第一声

7(qī)は第一声(高く平ら)で「ちー」と発音します。

よくある間違いは、「ちー↑」と上げる第二声風の発音をしてしまうことです。

第二声だと「旗」や「騎」などの意味で捉えられてしまう可能性があるので注意が必要です。

11以上の数の表現

中国語では「十」の前後に数字を組み合わせることで、11以上の数を表現します。

  • 11 → 十一(shí yī) 「シーイー」
  • 23 → 二十三(èr shí sān)「アール シー サン」
  • 105 → 一百零五(yì bǎi líng wǔ)「イー バイ リン ウー」
  • 1,234 → 一千二百三十四(yì qiān èr bǎi sān shí sì)「イー チエン アール バイ サン シー スー」
数字漢字ピンイン読み方
0língリン
1イー
2èrアール
3sānサン
4スー
5ウー
6liùリウ
7チー
8バー
9jiǔジウ
10shíシー

日本語と中国語の数え方の違い

日本語と中国語の数字には発音以外にも数え方にも違いがあります。

中国語をマスターする上でとても大切な要素になるため、3つの違いについて解説していきます。

①:ゼロの「零」の扱い

中国語では桁が飛ぶ場合に「零」を入れて補います。

例として104という数字を日本語と中国語でそれぞれどのように数えるのかを見ていきましょう。

【日本語】

104 → 百四

【中国語】

104 → 一百零四

つまり、”ゼロ”があることで“百四”ではなく“百零四”とするという違いがあります。

②:万の単位が違う

【日本語】

  • 10,000 → 一万(いちまん)
  • 100,000 → 十万(じゅうまん)

【中国語】

  • 10,000 → 一万(yí wàn)
  • 100,000 → 十万ではなく“十万(shí wàn)”だが、1,000,000は“百万(bǎi wàn)”

つまり、中国語では「万」単位でカウントが切り替わるため、日本語の“千の位”感覚とはズレます。

③:「2」の使い方(二 vs 两)

中国語には「2」の言い方が2種類あります。

用法表現読み方
数字としての2二(èr)アール
数量表現、単位の前两(liǎng)リャン

単位が付くときは“两(リャン)”が基本です。

これは日本語にない文法のため注意が必要です。

中国語でのカウント・数え方(量詞の活用)

中国語では「数+量詞+名詞」の形で数を数えます。

これも日本語と似ていますが、量詞が非常に豊富で、名詞に応じて変化します。

量詞とは「一冊(いっさつ)」や「三本(さんぼん)」など、数を数える際に使う単位のことを指します。

数字量詞名詞
个(ge)一个人(1人)
本(běn)书(本)两本书(2冊の本)
条(tiáo)鱼(魚)三条鱼(3匹の魚)

中国語の数字を学ぶ際のコツ

中国語の数字を学ぶ際はこれまで解説してきた下記のことを意識すれば中国語の数字の基本についてはマスターすることができます。

  • まずは0〜10を完璧に覚える(発音+ピンイン)
  • 「二」と「两」の使い分けを意識
  • ゼロ“零”の使い方を理解する
  • 万単位の違いに慣れる
  • 実際に「電話番号」や「金額」を中国語で言ってみる

数字の発音の基礎を学んだら、実際に話してアウトプットすることが大事

正しい発音や声調を覚えたら、次は実際に声に出して使う「アウトプット」の段階に進みましょう。

中国語は“音の言語”とも言われるほど発音が重視される言語なので、独学だけではどうしても限界があります。

例えば、オンライン中国語レッスンならネイティブ講師とマンツーマンで発音の練習ができ、実際に「伝わる中国語」を身につけることが可能です。

発音がしっかり通じるとリスニング力や会話の自信も格段にアップします。

ぜひ学んだ知識を“使える力”に変えるために、実践の場を取り入れてみましょう!

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