HSKを受けようと決めても、いざ申し込もうとすると「次の試験はいつ?」「受験料はいくら?」「どこから申し込むの?」で手が止まります。しかもHSKは申込締切が試験日の約1ヶ月前。調べているうちに締切が過ぎていた、というのが一番もったいないパターンです。
この記事では、2026年のHSK試験日程・級ごとの受験料・申し込み手順を、HSK日本実施委員会の公式情報にもとづいて1ページにまとめました。あわせて、2026年から本格実施されているHSK7〜9級についても解説します。
この記事の情報は2026年7月14日にHSK日本実施委員会の公式サイトで確認したものです。日程・料金は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
目次
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【2026年】HSKの試験日程と申込締切一覧
2026年の後半に実施されるHSK(筆記1〜6級・口試)の日程と申込受付期間です。
| 実施日 | 申込受付期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 8月23日(日) | 6月23日〜7月23日 | |
| 8月26日(水) | 6月23日〜7月26日 | 平日開催 |
| 9月13日(日) | 7月13日〜8月13日 | |
| 10月17日(土) | 8月17日〜9月18日 | |
| 10月18日(日) | 8月17日〜9月18日 | |
| 11月7日(土) | 9月7日〜10月7日 | |
| 11月22日(日) | 9月22日〜10月22日 | HSK7〜9級も同日実施(東京会場のみ) |
| 12月13日(日) | 10月13日〜11月13日 |
申込締切に注意。 表を見ると分かるとおり、申込受付は試験日のおよそ1ヶ月前に締め切られます。「試験日まではまだ1ヶ月あるから大丈夫」と思っていると、申し込み自体ができません。受けたい回が決まったら、締切日を先にカレンダーに入れてください。
開催都市は回によって異なります。たとえば8月23日の回は東京・群馬・阪神・北海道(旭川)・山形・滋賀・山口・高知・佐賀などで実施されます。自分の受験地が対象かどうかは、申し込み時に公式サイトで確認しましょう。
HSKの受験料は級ごとに違う【一覧表】
HSKの受験料は級が上がるほど高くなります。2026年7月時点の金額(税込)は以下のとおりです。
筆記試験(1級〜6級)の受験料と試験時間
| 級 | 受験料(税込) | 試験時間 | 語彙数の目安 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 3,850円 | 約50分 | 150語程度 |
| 2級 | 5,060円 | 約65分 | 300語程度 |
| 3級 | 6,600円 | 約100分 | 600語程度 |
| 4級 | 7,920円 | 約115分 | 1,200語程度 |
| 5級 | 9,900円 | 約135分 | 2,500語程度 |
| 6級 | 11,550円 | 約150分 | 5,000語以上 |
口試(スピーキング試験)の受験料
HSKの口試は筆記試験とは別の試験・別料金です。筆記だけ受けることも、口試だけ受けることもできます。
| 口試のレベル | 受験料(税込) | 試験時間 |
|---|---|---|
| 初級 | 6,050円 | 約37分 |
| 中級 | 7,150円 | 約41分 |
| 高級 | 8,250円 | 約44分 |
「HSK4級を持っている」と言うとき、一般には筆記4級を指します。就職や大学出願で求められるのも筆記のスコアであることがほとんどです。まずは筆記から受けるのが基本と考えて問題ありません。
HSK7〜9級の受験料
上位級のHSK7〜9級は、受験料が37,400円(税込)と大きく上がります。これは1つの試験で7級・8級・9級のどれに該当するかを判定する方式のためです(詳しくは後述)。
HSKの申し込み方法【インターネット申込】
もっとも一般的なのがインターネット申込です。手順は次の4ステップです。
STEP1:マイページを作成する
HSK公式サイトでマイページの作成(アカウント登録)を行います。申し込みも受験票の取得も、すべてこのマイページから行うので、最初に必ず必要になります。
STEP2:受験する級と個人情報を入力する
マイページにログインし、受験級・受験地・個人情報を入力します。
申し込み後に「受験級」「受験地」を変更することはできません。 「4級と5級で迷っている」という状態のまま申し込むと、後から変えられずに詰みます。受ける級は申し込み前に確定させてください。
STEP3:受験料を支払う
支払方法は次の2つから選べます。
| 支払方法 | 注意点 |
|---|---|
| クレジットカード | その場で決済完了 |
| コンビニ決済 | 3日以内に支払わないと申込が無効になる |
コンビニ決済を選んだ場合、申し込みボタンを押しただけでは完了していません。3日以内にコンビニで支払って初めて申込確定です。ここを勘違いして受験できないケースがあるので注意してください。
STEP4:受験票をダウンロードする
受験票は試験日の7日前からマイページでダウンロードできるようになります。印刷して当日持参します。写真付きの身分証も忘れずに用意してください。
インターネット申込の流れ(まとめ)
マイページ作成 → 受験級・個人情報を入力 → 受験料を支払う(クレカ or コンビニ3日以内) → 試験日7日前からマイページで受験票をダウンロード
郵送で申し込む方法
インターネットを使わずに申し込むこともできます。
1. 書店で願書を購入する(税込550円/アスク出版が発売) 2. 銀行振込で受験料を支払う(公式が指定する口座へ) 3. 記入した願書と振込明細書のコピーを郵送する 4. 受験票が届く(試験日の1週間前までに指定住所へ郵送)
郵送申込は願書代が別途550円かかり、手続きにも日数が必要です。特別な事情がなければ、インターネット申込のほうが早くて安く済みます。
申し込む前に必ず知っておきたい3つの注意点
1. 受験料は返金されない
一度納入した受験料は返金されません。都合が悪くなっても戻ってこないので、日程は慎重に決めてください。
2. 受験級・受験地は変更できない
前述のとおり、申込後に級や受験地を変えることはできません。
3. 申込締切は試験日の約1ヶ月前
繰り返しになりますが、ここが一番の落とし穴です。受けると決めたら、まず締切日を確認する。これだけで失敗の大半は防げます。
HSK7〜9級とは?【2026年の新しい上位級】
HSKには従来の1〜6級に加えて、より高いレベルを測る7〜9級が設けられています。日本でも実施が始まっており、2026年は年2回(5月9日・11月22日)の実施です。
HSK7〜9級の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2026年の実施日 | 5月9日(土)/11月22日(日) いずれも13:00〜17:00 |
| 11月22日の申込期間 | 9月22日〜10月22日 |
| 受験料 | 37,400円(税込) |
| 試験形式 | PC受験(自分のPCを用意する必要はなし) |
| 試験時間 | 約210分 |
| 問題数 | 98問 |
| 会場 | 東京都内を予定 |
| 語彙数 | 11,000語 |
| 対象 | 修士・博士課程の留学生、中国語専攻の学生など高いレベルの学習者 |
1つの試験で7級・8級・9級を判定する
HSK7〜9級は「7級を受ける」「9級を受ける」というものではありません。同じ試験を受けて、獲得したスコアによってどの級になるかが決まります。
| スコア | 判定 |
|---|---|
| 390点以上 | HSK9級 |
| 350〜389点 | HSK8級 |
| 315〜349点 | HSK7級 |
| 314点以下 | 級認定なし |
5つのパートで構成される
7〜9級は、従来の1〜6級と違ってリスニング・読解・書写・翻訳・口語の5パートで構成されます。筆記と口頭試験が1日で完結する形式です。
- 13:00〜16:00 筆記試験(途中休憩を含む)
- 16:00〜16:40 休憩・準備
- 16:40〜17:00 口頭試験
語彙11,000語という水準は、6級(5,000語以上)の倍以上です。いきなり7〜9級を狙うのは現実的ではありません。 まずは6級の合格を目指し、そのうえで挑戦するかを考えるのが自然な順序です。
HSKは何級から受ければいい?
「そもそも自分は何級を受けるべきか」で迷っている方も多いはずです。目安は次のとおりです。
| こんな人 | おすすめの級 |
|---|---|
| 学習を始めたばかり。まず腕試しをしたい | 2級・3級 |
| 就職・転職でアピールしたい | 4級以上 |
| 中国語を使う仕事に就きたい | 5級・6級 |
| 中国の大学に留学したい | 4級〜6級(出願先の基準による) |
なお、3級・4級の合格ラインは300点満点中180点(60%)です。リスニング・読解・書写がそれぞれ100点の配点になっています。
各級の難易度と必要な勉強時間は、以下の記事で詳しく解説しています。
- 【HSKのレベル・勉強時間】1〜6級の各級の難易度や合格率も解説
- HSK3級に必要な勉強時間は?レベル別に解説
- HSK4級に必要な勉強時間は?効率的な学習方法を徹底解説
- HSK5級の必要な勉強時間と学習法解説
また、HSKと中国語検定のどちらを受けるべきか迷っている方は、【中国語検定とHSKの違い】どっちがおすすめか就職やビジネスへの影響も解説もあわせてどうぞ。
合格するために:申し込んだ後にやるべきこと
申し込みが済んだら、あとは試験日までにどう仕上げるかです。HSKは語彙力がスコアに直結する試験なので、まずは該当級の単語を確実に押さえることが最優先になります。
そして、独学でつまずきやすいのがリスニングと口試です。自分の発音が正しいかどうかは、自分では判定できません。 6級や口試の高級を狙うなら、ネイティブ講師のレッスンを組み合わせるのが結局いちばんの近道です。
HSKの申し込みに関するよくある質問
申し込み後にキャンセルできますか?
できません。納入した受験料は返金されず、受験級・受験地の変更もできません。
受験票はいつもらえますか?
インターネット申込の場合は試験日の7日前からマイページでダウンロードできます。郵送申込の場合は、試験日の1週間前までに郵送で届きます。
筆記と口試は両方受けないといけませんか?
いいえ。筆記と口試は別々の試験で、料金も別です。どちらか一方だけの受験も可能です。就職や留学で求められるのは筆記のスコアであることがほとんどです。
コンビニ決済にしたのに申し込めていませんでした。なぜですか?
コンビニ決済は3日以内に支払わないと申込が無効になります。申し込みボタンを押しただけでは完了していないため、期限内に必ず支払いを済ませてください。
いきなりHSK7〜9級を受けられますか?
制度上は受験できますが、求められる語彙数は11,000語で、6級(5,000語以上)の倍以上です。受験料も37,400円と高額なため、まずは6級の取得を目指すことをおすすめします。
まとめ
HSKの申し込みで押さえるべきポイントを整理します。
- 2026年後半の試験は8月23日・8月26日・9月13日・10月17日・10月18日・11月7日・11月22日・12月13日
- 申込締切は試験日の約1ヶ月前。ここが最大の落とし穴
- 受験料は1級3,850円〜6級11,550円(口試は別料金)
- 申し込みはマイページから。支払いはクレジットカードかコンビニ決済(3日以内)
- 受験票は試験日の7日前からマイページでダウンロード
- 受験料の返金・級や受験地の変更はできない
- 上位級のHSK7〜9級は年2回・東京のみ・37,400円。スコアで7〜9級が判定される
受ける級が決まったら、あとは締切前に申し込むだけです。まずは公式サイトで、自分の受験地が対象になっている回を確認してみてください。


